ポジショニングとアジャイル

デジタルマーケティング

商品開発のなかで、ポジショニングとは、ターゲットとすべき市場セグメントのなかで、どのような「位置」を占めるかといった重要な決定事項であり、製品やサービスを設計する際に決めておく必要があります。

特に近年では、インターネット上での比較サイトやSNSなどの普及により、ポジショニングをより明確化し、差別化する必要があると考えられます。

製品というものはマーケティングの世界では「便益(ベネフィット)の束」ともいわれますが、ポジショニング戦略を展開するうえでは、一つのベネフィット(便益)に絞り込むべきだという考え方があります。

インターネットを介した顧客とのコミュニケーションにおいて、商品やサービスのもつ特徴を明確に発信できなければ、大量の情報の中に埋没することは想像に難くありません。

当然、IT開発現場においても、ポジショニングは重要ですが、マーケティングと開発が分断し、開発メンバーは作成する機能とスケジュールのみ注視している事も多いのではないでしょうか。

このような場合も、アジャイルの考えが利用できそうです。

企画・マーケティングと開発を機能横断的なチームとして構成し、新商品やサービスのポジショニングを明確化したうえで、達成すべきゴールを定めることが重要です。

また、アジャイルでは「やらない事」を決めることが大切です。
これも、ベネフィットを絞り込み、ポジショニングを明確化している場合は分かりやすいのではないかと思います。

「製販一体」という使い古された言葉ですが、今一度よく検討する必要がありそうですね。